それでもいいかと開きなおる
私は自分に対してとても悲観的なことしか考えられない。
少しだけテンションがあがっても、それが過ぎれば虚しくなるだけだし、休職中に何をしていいのか未だに良くわからない。
本当は、ある程度体調が良くなったら勉強をしようとしていたんだけど、まだそこまで元気ではない。
何人かの人に「大丈夫?」なんて聞かれるけど、私の心の中では『大丈夫ではないから休職しているんだ』なんてゆがんだ考えが通り過ぎる。
このような日記は、私が元気になってから後でまとめたものとなるので今だから客観的に書けている。
本当の日記は大学ノートにゆがんだ文字で書かれてある。
調子のいい時と悪い時の字は全く違うものだ。
『ああ、あの時こうだったなあ』なんてあとから読み返して思う。
この時の私は凄く沈んでいたけれど、今になって思えば『それが自分なんだからいいんじゃないの』と開き直ることができる。
どこまでが本当か分からなくなってきたが、これは私の願望でもあるのだろう。
私はだいぶ良くなって来ているのでこのブログを書くことが出来ているが、まだ完治はしていないのだ。
支離滅裂なところがあるのはそのせいかもしれない。
ちなみに気分変調性障害というのは、少し前までは一生涯付き合っていくものとされていたが、完治する場合もあるというのが最近の説としてあるらしい。
ライブチャットはスッキリ半分むなしさ半分
まだまだ私の休職は続きます。
その間にしていることと言えば、寝ているか病院にいっているか。
趣味と言うにはどうかと思うけど、癒しとなるのはライブチャット。
少しだけ元気をもらえるから結構やみつきになっている。
でも、女の子とのメールが終わるとなんだか虚しく感じるのはなぜだろう。
サイトで遊んでいる時は、楽しいし少しだけれどテンションもあがるのに。
これって少し自●行為に似ていると思ってしまった。
つまりは自己満足が終われば虚しさが残るという意味。
それでも今の所本物の性欲なんかなくて、ライブチャットしか楽しみがないのだから仕様がない。
もともと性欲はないほうだけれど、休職してからもっとなくなってしまったのは残念でならない。
健康である証拠がなくなってしまったってことではないか?と思うからだ。
病院の先生に言わせると、薬のせいも少しはあるけどそれも症状の一つとなんだという。
一生このままであると思うと、ますます気が滅入る。
頑張らないように頑張るって難しいことだ。
性欲が戻らなくても、とにかく会社に復帰したいという思いのほうが大きい。
明日なんて来なければいいのに。
こんなマイナス思考ばかりが進んでいく。
今日はきっと、ダメな日だ。
昔の楽しいことばかりを思いだす努力
「ワーゲン一台!」これは私が昔ビートルを見つけるたびにはしゃいで発していた言葉だ。
私の地域では、こんな噂があった。
【一日にビートルを六回見るといい事がある。そして黄色いビートルは六個分に相当する。】
というくだらないものだった。
それでも子供の頃の私にはとても楽しくて、ビートルを見る度に叫んでいた。
結局、一日に六回も見たことはなくいいことはなかったのだろうが、そういった遊びが楽しかった。
休職をするようになって、会社のことは考えないようにしようとしたが、なかなか難しいので昔の楽しいだけの思い出をどんどん思い出して過ごす事が習慣となる。
思い出そうとして思い出すと、イヤなことも一緒に思い出してしまう。
それでも今の状況に比べればマシなものだと思う。
思い出すことがなくなると、またライブチャットの世界に逃げる。
現実から逃げたっていいじゃないかと自分に言い聞かせながら。
高鉄棒の穴に指を挟めて抜けなくなったこともあったっけな。
あの時は本当に焦ったが、何とか抜けたのを思い出した。
こんな風に、復職に向けて一応の努力はしている。
でもこの思い出を振り返るというのは、簡単そうで案外難しいなと感じる日々である。
それでも思い出せると楽しい。
今日は通院の日
定期的に通院をしているので、病院の中では携帯電話の電源を切らなくてはいけない。
責任感が強すぎる私は、この間にも女の子からメールが来ていたらと思うと申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。
メールがきても返せないときもあるのに、つくづくじぶんは勝手だなと思い込んでしまう。
調子が良い時はすぐにメールを返すことが出来るから尚更落ち込んでしまう自分がいる。
メールの返信はできなくても、内容を読みたいという気持ちでいっぱいになる時がある。
そうなると私の場合は抑えることが難しい。
これはライブチャットに限ったことではない。
会社のメールだって、休職中の今だって相変わらずチェックをしている。
そのくせ毎日会社から電話がないかビクビクしている。
こんな状態がいつまで続くのか、全く持って不明だ。
先生に言わせると、私の休職は『仕事のことを完全に頭から消えるまで』との事だが難しい。
だから私は、思い切って会社のメールを読めないようにした。
そして今では趣味となりつつあるライブチャットに打ち込める状態にした。
こんなので本当に良くなるのだろうか。
私は早く復職したいのに。
そういえば、こういう『早く復職をしたい』という焦りの考えも良くないと言われたっけ。
私は未だに途方にくれている。
ライブチャットで女の子と交流がつづく
私は熟睡というものをあまり体験しないのだが、休職するようになって熟睡できる日もあることに気がついた。
そんな時は、いつもよりは気分が冴える
熟睡する日は一日中寝ているときが多かった。
そうでないときは、ライブチャットサイトにいって女の子の動画を観たり、メールをしたりしていた。
中には受け付けない子もいるが、やっぱり登録されている女性だけあって可愛い子が多いと感じる。
それでもお気に入りの女の子とのやり取りが多かった。
彼女は私が休職中であることを知っていて、メールの返事が遅くなっても怒らない。
とても癒しとなる魅力的な人だ。
それが原因か、その女の子と話すと少しだけ自分の調子も上がる気がしていた。
残念ながら気がしていただけで、やり取りが終わるとやはり独りぼっちの虚しさが残る。
その子のように何でも前向きに考えられるようになりたいと思った。
次の日もその子とメールのやり取りをした。
この頃から少しずつ前よりライブチャットにハマっていったのかもしれない。
それで一瞬だけでも元気になれるなら良いことだと思うことにした。
「今日も熟睡できますように」その子が私にいつも送ってくれるメールだ。
こんな気遣いまでしてもらって申し訳ない気持ちとありがたい気持ちで沢山だった。