休職中って弱いのに強くなる
休職中の人の何割かは怪我で、何割かは病気である。
怪我で休職中の人は何をしているのだろう。
きちんと病院にいるのだから、変な考えを起こすこともないだろう。
変な考えとは、薬を規定以上に飲んでしまうようなことだ。
私は何度かこの衝動に駆られるが、何度も我慢して押さえ込んでいる。
いっそ消えたいという思いがたまらなく大きくなるときは、すぐ近くにある睡眠薬と安定剤に手を伸ばそうとしてはやめる。
胃洗浄はとてもつらいもものだ。
何年も前に公開された【クワイエットルームにようこそ】という映画を知っているだろうか。
あのような部屋は本当に存在する。
映画としては面白かった。
しかし、あのような所は、他の患者から悪影響を貰うこともある。
無事に退院する”同期”のものたちは、現在健やかに暮らし、投薬治療もなくなっているものが多いが、月に一回のカウンセリングは欠かせないという。
そのくらい、一度入ったら何年も付きまとうような事となる。
休職中に消えてしまいたい衝動が起こることは何度もあるが、その度に死んでしまうように眠りたい。
それを抑えた時、また少し強くなっていると自分で自分を褒めてやる。
それだけでは足りないとき、ライブチャットの女の子に褒めてもらえばいいじゃないか。
自分を励まし満足させる手段はいくらでもあるということを忘れてはいけない。